死体は誰のものか ──比較文化史の視点から | |
上田信 | |
死体を忌み嫌い、人の目に触れないようにする現代日本の文化は果たして普遍的なものなのだろうか。中国での… |
氏名の誕生 ――江戸時代の名前はなぜ消えたのか | |
尾脇秀和 | |
私たちが使う「氏名」の形は昔からの伝統だと思われがちだが、約150年前、明治新政府によって創出された… |
民俗のこころ | |
高取正男 | |
長い年月をかけて積み重ねられてきた生活習慣は知らずしらずのうちにわれわれの精神や行動を規制している。… |
民俗のふるさと | |
宮本常一 | |
日本人の魂を形成した、村と町。それらの関係、成り立ちと変貌を、ていねいなフィールド調査から克明に描く… |
民族と国家の5000年史 〜文明の盛衰と戦略的思考がわかる〜 | |
八幡和郎 | |
博覧強記の知性が説く歴史の解体新書ウクライナ、中国、ユダヤ他、現代にも続く複雑で難しい問題を明快に解… |
民間信仰 | |
桜井徳太郎 | |
河童・濡れ女子のごとき魔物、疫病をつかさどるハヤリ神、人に憑く姿の見えない妖怪ノツゴ、門松・松飾りを… |
水軍と海賊の戦国史 | |
小川雄 著 | |
大名や国衆に"協力"した「水軍」は江戸時代にもその編制と運用が維持され、徳川将軍家の全国支配と鎖国体… |
江戸 食の歳時記 | |
松下幸子 | |
和食の原型は江戸時代に形作られた。そう聞くと江戸の料理は素朴なものだったと思われるかもしれないが、さ… |
江戸の古本屋 | |
橋口侯之介 著 | |
近世に始まった本屋は、新刊本の版元であるばかりでなく、むしろ古本の取り扱いを経営基盤とした。多様な史… |
江戸の好奇心 花ひらく「科学」 | |
池内 了 | |
日本の科学研究のルーツは江戸時代に遡る。長期に及ぶ政治的安定の中、人々は好奇心の趣くままに蒐集や実験… |
江戸の性語辞典 | |
永井義男 | |
江戸時代の性に関する言葉は、現代まで使われているもの、意味が変化したもの、まったく使われなくなったも… |
江戸の牢屋 | |
中嶋繁雄 | |
江戸時代の牢屋敷の実態をつぶさに綴る。囚獄以下、牢の同心、老名主以下の囚人組織、刑罰、脱獄、流刑、解… |
江戸の目明し | |
増川宏一 著 | |
時代劇・小説でつねに活躍する目明し。しかしその実態は、悪を捜査し制裁する正義の味方とは相当かけ離れた… |
江戸の芸者 近代女優の原像 | |
赤坂治績 | |
出雲のお国から明治の女優まで! 知られざる女性芸能の成立と盛衰◆内容紹介◆現代の日本人のほとんどは、… |
江戸の非人頭 車善七 | |
塩見鮮一郎 | |
徳川幕府の江戸では、浅草地区の非人は、弾左衛門配下の非人頭車善七が、彼らに乞食や紙屑拾い、牢屋人足を… |
江戸の風に聞け! | |
伊藤章治 | |
100万都市江戸は、隅田川の河口付近に白魚が棲息、空には鶴が優雅に舞っていた。なぜ、そんな世界に冠た… |
江戸後期の詩人たち | |
富士川英郎 著 | |
日本の漢詩は江戸時代後期に社会の各層に広く普及した。大正から昭和に至り忘れられた漢詩文の豊かな富を悠… |
江戸水没 | |
渡辺浩一 著 | |
繰り返し大水害に遭う人工都市江戸で、どんな対策と復興策が採られたか。経済的利益と安全、縦割り行政、民… |
江戸落語で知る四季のご馳走 | |
稲田和浩 著 | |
日々を楽しく暮らすことを信条とした江戸っ子たち。落語のあらすじをベースに、彼らが好んだ四季のご馳走を… |
江戸藩邸へようこそ 三河吉田藩「江戸日記」(インターナショナル新書) | |
久住祐一郎 | |
江戸の武家地の約55パーセントを占めたという江戸藩邸。一体、どのような空間だったのか? 三河吉田藩(… |