犬たちの肖像 | |
四方田犬彦 | |
人間のもっとも古い伴侶にして身近な他者──「犬」。古代叙事詩からルネッサンスの戯作、近代小説、SFそ… |
王朝才女の謎 紫式部複数説 | |
藤本泉 | |
栄華を極める藤原氏政権の時代に源氏の王朝物語が生まれた不可思議な矛盾。源氏物語は反藤原の抵抗文学なの… |
現代短歌 そのこころみ | |
関川夏央 | |
一九五三年、斎藤茂吉と釈迢空という日本短歌界の二大巨星が墜ちた。翌年、一人の短歌雑誌編集者が発想した… |
現代SF観光局 | |
大森望 | |
伊藤計劃がデビューした2007年以後の10年間、SFは何を描き、SF界で何が起こったか?SFマガジン… |
異国情緒としての堀口大學 | |
大村 梓 | |
明治から昭和まで歌人・詩人・フランス文学者として活躍して、多くの翻訳をなした堀口大學。10年以上にわ… |
疎開日記 谷崎潤一郎終戦日記 | |
谷崎潤一郎 著 | |
第二次世界大戦下、激しい空爆をさけて疎開した文豪が、きれぎれに思いかえす平和な日の記憶。表題作と、戦… |
百年の誤読 | |
岡野宏文/豊崎由美 | |
稀代の本読み2人が、20世紀100年間のベストセラーを読みつくす! 徳冨蘆花の『不如帰』や与謝野晶子… |
百鬼園先生雑記帳 附・百間書簡註解 | |
平山三郎 著 | |
名著『阿房列車』シリーズでお馴染みヒマラヤ山系氏による百鬼園文学の副読本。「百間先生日暦」「『冥途』… |
直木賞をとれなかった名作たち | |
小谷野敦 | |
直木賞をとってしかるべきだった83作品を独自基準で選出。理屈抜きに面白い名作を紹介し、文壇のこぼれ話… |
直木賞物語 | |
川口則弘 | |
直木賞を愛してやまぬ著者が贈る“直木賞のすべて”選考委員がふたりしか来ない選考会?選考基準どころか賞… |
石原慎太郎を読んでみた ノーカット版 | |
栗原裕一郎 著/豊崎由美 著 | |
政治家・石原慎太郎のことは誰もが知っている。だが小説家としての彼は、そして戦後文化に彼が残した衝撃は… |
私の作家評伝 | |
小島信夫 著 | |
彼らから受け継ぐべきものとは何か――近代日本文学の代表的な文豪十六人の作家と人生を、独自の批評精神で… |
笛ふき天女 | |
岩田幸子 | |
旧藩主のお姫様に生まれ、上流社会で裕福な少女時代を過ごすも、松方財閥に嫁いだ最初の結婚では不慮の事故… |
紫式部と男たち | |
木村朗子 | |
男たちは日記を書き、女たちは歴史を書いた2024年NHK大河ドラマ『光る君へ』の最良の手引き!物語が… |
芥川賞の偏差値 | |
小谷野敦 | |
芥川賞はまことに奇妙な文学賞である。『火花』は? 『太陽の季節』は? 最高偏差値は?第1回から最新回… |
芥川賞の謎を解く 全選評完全読破 | |
鵜飼哲夫 | |
日本一有名な文学賞「芥川賞」。1935(昭和10)年に行われた第1回芥川賞にノミネートされたものの、… |
芥川賞を取らなかった名作たち | |
佐伯一麦 | |
第一回芥川賞選評で「生活の乱れ」を指摘された太宰治。受賞の連絡を受け、到着した会場で落選を知らされた… |
芥川賞物語 | |
川口則弘 | |
一冊で芥川賞まるわかり。芥川賞の全歴史とエピソードが一冊に。市井の愛好家が、愛と外からの冷静な目で著… |
芭蕉 | |
高浜虚子 著 | |
芭蕉の没年から一八〇年後の一八七四年に虚子が生まれた。本書は近代俳句の巨匠虚子が近世の巨人芭蕉の著作… |
若き詩人たちの青春 | |
三木卓 | |
鮎川信夫、谷川雁、田村隆一、長谷川龍生......。詩人たちが集い、いきいきと躍動していた1950-… |