ゲーテ『若きウェルテルの悩み』を読む(文芸漫談コレクション) | |
奥泉 光/いとうせいこう | |
「ウェルテルは自分の才能を文学に使っておけばよかった。その文学性を映画化するなら、「ザ・ストーカー」… |
コンラッド『闇の奥』を読む(文芸漫談コレクション) | |
奥泉 光/いとうせいこう | |
小説で声や痛みは再現可能か? そのものを伝えることができるのか? 今回はコンラッドの『闇の奥』を読む… |
サイコドクターの日曜日 | |
風野春樹 | |
精神科医にして書評家の風野春樹が気になる本を紹介! 全編冗談の心理療法参考書からロシア呪術の世界、お… |
シャーロック・ホームズのすべて(インターナショナル新書) | |
ロジャー・ジョンスン/ジーン・アプトン/訳:日暮雅通 | |
19世紀後半に登場して以来、探偵の代名詞として常に最高の人気を保ち続けるシャーロック・ホームズ。60… |
ジェイムズ・ジョイス全評論 | |
ジェイムズ・ジョイス/吉川信 | |
20世紀を代表する作家の14歳から55歳までの全評論、61編。初の全訳(初訳多数)で、各編にはそれぞ… |
ジョン・シャーマンとサーカスの動物たち | |
W・B・イェイツ 著/栩木伸明 編訳 | |
イェイツが若くして書いた「自伝的小説」初邦訳。三十過ぎの独身男シャーマンが金持ちの娘と結婚すべくアイ… |
スウ姉さん | |
エレナ・ポーター/村岡花子 | |
ピアニストを目指しながらも、亡き母に代わって家族の世話を強いられるスウ姉さん。父の銀行が破綻し、恋人… |
トリックスター群像 中国古典小説の世界 | |
井波 律子 | |
『三国志演義』『西遊記』『水滸伝』『金瓶梅』『紅楼夢』中国五大長篇小説の魅力を、まったく新たな切り口… |
トーニオ・クレーガー 他一篇 | |
トーマス・マン/平野卿子 | |
ぼくは人生を愛している。これはいわば告白だ--孤独で瞑想的な少年トーニオは成長し芸術家として名を成す… |
トーマス・マン『ヴェネツィアに死す』を読む(文芸漫談コレクション) | |
奥泉 光/いとうせいこう | |
美。そして、陶酔、陶酔、陶酔。とにかく美しかない。美と理性、そこに忍び込んでくる魔的なものというテー… |
ドストエフスキー 黒い言葉 | |
亀山郁夫 | |
「黒は、豊饒の証である」ドストエフスキー生誕から200年目の2021年、世界は新型コロナウイルスの感… |
ドナウ、小さな水の旅 ベオグラード発 | |
山崎佳代子 | |
確かな歩幅で選ばれた詩人の言葉が、背中を向けようとする歴史を今に留める。――堀江敏幸この世界のすべて… |
ナボコフ『ロリータ』を読む(文芸漫談コレクション) | |
奥泉 光/いとうせいこう | |
「複雑なモラル・ハラスメントとセクシャル・ハラスメントが交差している、まさに現代、現在の小説(いとう… |
ナボコフのロシア文学講義 | |
ウラジーミル・ナボコフ/小笠原豊樹 | |
世界文学を代表する巨匠にして、小説読みの達人ナボコフによるロシア文学講義録。上巻は、ドストエフスキー… |
ハローサマー、グッドバイ | |
マイクル・コーニイ/山岸真 | |
夏休暇をすごすため、政府高官の息子ドローヴは港町パラークシを訪れ、宿屋の少女ブラウンアイズと念願の再… |
ハーレクイン・ロマンス | |
尾崎俊介 著 | |
恋愛ロマンス小説の代名詞「ハーレクイン」はどう読まれ、書かれてきたか。ヒロインとヒーローの変遷、フェ… |
パラークシの記憶 | |
マイクル・コーニイ/山岸真 | |
冬の再訪も近い不穏な時代、ハーディとチャームのふたりは出会う。そして、あり得ない殺人事件が発生する…… |
プルースト 読書の喜び ──私の好きな名場面 | |
保苅瑞穂 | |
よく知られた“紅茶とマドレーヌ”やヴァントゥイユの小楽節との再会、海辺の乙女たち、祖母の死――。20… |
ホームズと推理小説の時代 | |
中尾真理 | |
舞台はヴィクトリア朝のロンドン、拡大鏡を片手に元軍医のワトソンとともに活躍した鷲のような鋭い目、細身… |
ポール・ヴァレリーの遺言 わたしたちはどんな時代を生きているのか? | |
保苅瑞穂 | |
堀江敏幸さん推薦!《二度の戦乱を生き、精神の危機を見すえていた詩人の声に耳を傾けながら、著者はそこに… |