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2024/02/21
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推しの三原則

著者名:
作品詳細

アイドルSFは、ほぼすべて、AI(またはアンドロイドまたはサイボーグ)がアイドルになるパターン。進藤尚典の本編「推しの三原則」は、そうしたふつうのアイドルSFとは一線を画している。なんと、ここでAIで置き換えられるのは、アイドルではなくヲタク……ドルヲタなどと総称されるアイドルファンのほうなのである。ヲタクをAIで置き換えるという革命的な発想により、「推しの三原則」はアイドルSF史に残る作品となったのである。ーー大森望(「解説」より)ソロアイドル・大月みくりは自分のファンたちのあまりの粗暴ぶりに心を痛め、悩んでいた。天才的なロボット工学の知識を持つ彼女は、礼儀正しく清潔感のある「AIヲタク」を開発する。やがて、どのアイドルの現場も「AIヲタク」で埋めつくされるようになってゆく……。騒然とするアイドル現場を生々しく、そしてバカバカしく書いた、まったく新しい爆笑必至のエンターテイメントSF小説!!<ゲンロン 大森望 SF創作講座>第3期で「ゲンロンSF新人賞」(選考委員:飛浩隆、大森望、東浩紀)の「大森望賞」に輝いた作品が電子書籍化!改稿のうえ、大森望による解説を付す。

出版社:ゲンロン
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