「一善君。私を抱いて」。波江は、口唇で肉茎を撫で始めた。まもなく、膨らんだ肉の傘を頬張る。絡みつく舌が傘裏をくすぐり、葉脈のように浮き上がる血管を刺激した…。 会社でも家庭でも相手にされず、人生を諦めかけた五十路のサラリーマン。しかし、高校時代の同窓会でかつての恋人と再会した瞬間から、運命が大きく変わった。セレブ美女や巨乳グラドル、腕利きキャリアウーマンの欲求不満を満たしているうちに、誰もがうらやむ営業担当まで手に入れ、出世街道をのぼりつめていく。現代のサラリーマン版シンデレラストーリー。