著者名:
玉紀 直 | |
“社長のお人形さん”と呼ばれ、社長である船越から毎日のように辱めを受ける生活から抜け出せずにいた秘書の静香。引き抜きでやってきた年下のエリート社員、仁志に夜の社長室で襲われ蹂躙されるが、“お人形”のセックスしか知らなかった静香は、彼に本当の快感を教えられた。「静香さんは人形なんかじゃありませんよ。こんなに、感じることができるじゃないですか」やがて心も身体も彼に溺れ虜にされた時、驚愕の事実がふたりを引き裂く。二転三転するラストが導く、痛切な愛の結末は――。本当の愛と快楽を知って、人形は本物の“女”になる。心憂う、大人の官能ラブロマンス。
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