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2024/02/21
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父 岸田劉生 愛蔵版

著者名: 著:岸田麗子
作品詳細

この本を読まずに劉生の事を知ろうとする人は、劉生の画業を麗子像をぬかして話そうとする人に似ている――(武者小路実篤「序」より)〈麗子像〉を通じて誰もが知る愛娘が、父・劉生の日記や手紙を引きつつ、その幼年時代から死までを綴った手記。新たな表現を求めて苦悩し、角力を愛し、時に癇癪を起こす――画家・劉生、そして人間・劉生を知るうえで欠かせない一冊。カラー口絵8P、著者が劉生の死後を綴った単行本初収録の随筆4篇、麗子の娘である画家・岸田夏子による解説を増補した新版。図版多数収載。【岸田劉生生誕130年記念企画】【目次より】序(武者小路実篤) ○幼年時代から結婚まで代々木時代鵠沼時代京都時代鎌倉時代満州へ ○解 説(谷川徹三)〈巻末付録〉岸田麗子随筆選父の遺してくれたものある女の講演草稿あれから三十年母のこと ――劉生を夫に選んだひと ○岸田麗子 ――「麗子像」の先へ(岸田夏子)

出版社:中央公論新社
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