幻視界 第四界 宇宙の扉
作品紹介: 行方不明の父の手がかりを求めるうちに異世界に入りこんでしまった宇土羅光男は、獣人ジャグア、恋人の春子、竜船の船長ウータンと共に旅を続けていた。 一行は闇の主ガル・マヌーダの支配する地底世界にとらわれた。そこで光男は、恐竜の体と融合され、変わり果てた姿になった父と再会したのだ。父は光男に光のしるしである“クシュタの卵”を托して消え去ってしまう。一角龍王の手をかりて次なる世界へ旅立った光男たちの前に、全てを虚無に呑みつくす灰色の壁が迫った…。光と闇の壮大なオデッセイ、堂々の完結篇。 冒険SFファンタジーの傑作、第4弾。●川又千秋(かわまた・ちあき)1948年、北海道小樽市生まれ。作家、評論家。慶應義塾大学文学部卒。学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『亜人戦士』シリーズ(徳間書店)、『創星記』(早川書房)など著書多数。 ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |
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