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真・大東亜戦争(6)
著者名:林 信吾/清谷 信一
権利元:アドレナライズ
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作品紹介:

 最高戦争指導会議に居並ぶ誰もが、沈痛な表情を浮かべていた。「白人によるアジア支配を覆滅すべし」 そう声を上げ、国運を賭した大戦略が今、崩壊の危機に瀕している。 一九四一年(昭和一六年)六月二二日、払暁。東プロイセンおよびポーランド領内で密かに集結を終えていた盟邦ドイツ軍が、ソ連軍に対して攻撃の火蓋を切ったのである。「第一次対戦の経緯から考えましても、米国が遠からず対独開戦に踏み切る可能性を考慮せねばなりません。軍事同盟は凍結中とはいっても……」 アメリカを仲介にイギリスと講和する目論みはもろくも潰えた。 西条英俊軍需大臣は静かに掌を握り締めた。 大長編・架空戦記、第6巻の登場! 待望の第2部スタート!●林 信吾(はやし・しんご)1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『反戦軍事学』(朝日新書)など著書多数。●清谷信一(きよたに・しんいち)1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003〜08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)など著書多数。



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