通天閣 | |
西加奈子 | |
『さくら』で彗星のように華やかなデビューを飾った西加奈子の第4作にあたる長編小説。冬の大阪ミナミの町… |
通貨を考える | |
中北徹 | |
いま、国際金融の構造が揺らぎ、次々に新しい問題が湧出している。「円高が続くのはなぜか」「ユーロ危機は… |
連帯論 ──分かち合いの論理と倫理 | |
馬渕浩二 | |
“連帯”という言葉はすでに有効性を失っているのだろうか――。人間一人ひとりは欠如を抱えているが、複数… |
週刊誌風雲録 | |
高橋呉郎 | |
昭和31年、新聞社系が独占していた週刊誌に「週刊新潮」が参入したのを皮切りに、出版社系週刊誌の創刊が… |
週末起業 | |
藤井孝一 | |
「リストラされたらどうしよう」「老後の生活が気がかり」「今の仕事で喰っていけるのか」――。景気が冷え… |
進駐軍向け特殊慰安所RAA | |
村上勝彦 | |
終戦からわずか3日後の1945年8月18日、内務省警保局から全国の知事に秘密の指示が発せられた。それ… |
遊歴算家・山口和「奥の細道」をゆく | |
鳴海風/高山ケンタ | |
中国から輸入された数学的知識は、江戸時代には「和算」として大きく花開き、後期になるとその愛好者は、地… |
道化的世界 | |
山口昌男 | |
道化は硬直化した秩序のいたるところに軽快な身振りで登場し、脱臼作用(=イタズラ)を仕掛けてまわる──… |
道徳および立法の諸原理序説 | |
ジェレミー・ベンサム/中山元 | |
イギリス近代を代表する思想家にして法学者ジェレミー・ベンサム(1748‐1832)。本書は、近体功利… |
道徳を問いなおす ――リベラリズムと教育のゆくえ | |
著:河野哲也 | |
「人に親切にしろ」「故郷を愛せよ」「社会のマナーは守ろう」。学校の道徳の時間に教えられてきたのは、こ… |
道徳的に考えるとはどういうことか | |
大谷弘 | |
その考えは正しいか正しくないか、あるいはそれをすべきか否か――。私たちは日々、様々な道徳的判断を迫ら… |
道教とはなにか | |
坂出祥伸 | |
中国は儒教の国ではない! 道教こそが今でも生き生きと脈打ち、人々から篤い信仰を得ている。「道教がわか… |
道鏡 ――悪僧と呼ばれた男の真実 | |
寺西貞弘 | |
女帝・称徳天皇に取り立てられ重用された奈良時代の僧侶、道鏡(?〜772年)。女帝に取り入って皇位さえ… |
遠い朝の本たち | |
須賀敦子 | |
人生が深いよろこびと数々の翳りに満ちたものだということを、まだ知らなかった遠い朝、「私」を魅了した数… |
適切な世界の適切ならざる私 | |
文月悠光 | |
「だから/おりてこいよ、ことば。」「されば、私は学校帰りに/月までとばなくてはならない。」――学校と… |
遺伝人類学入門 ──チンギス・ハンのDNAは何を語るか | |
太田博樹 | |
近年、世界中の人類集団の遺伝子のバリエーションについて大規模な研究が数多くなされている。そうした中、… |
遺言状を書いてみる | |
著:木村晋介 | |
「自分が死んでしまったら、あとは野となれ山となれ。そんなことにワシャ興味がない」そう言ってた人が死ん… |
避けられた戦争 ──一九二〇年代・日本の選択 | |
油井大三郎 | |
1920年代の日本は、国際連盟の常任理事国に選ばれ、不戦条約にも調印し国際平和をリードする大国として… |
邪馬台国再考 ――女王国・邪馬台国・ヤマト政権 | |
小林敏男 | |
長年にわたり論争となってきた邪馬台国の所在地。考古学では、纒向遺跡の発掘により畿内説で決着したとされ… |
部活魂! この文化部がすごい | |
読売中高生新聞編集室 | |
野球部やサッカー部だけが部活じゃない! 全国にはいろんな文化部があり、仲間とともに熱くなり、時には対… |