移動祝祭日 | |
ヘミングウェイ/福田陸太郎 | |
――もしきみが幸運にも青年時代にパリに住んだとすれば、きみが残りの人生をどこで過そうともパリはきみに… |
第五インターナショナル | |
マヤコフスキー/小笠原豊樹 | |
1922年秋。30歳の詩人は、3年越しの大作の冒頭をイズヴェスチヤ紙上に発表し、ベルリンへ発つ。やが… |
米英東亜侵略史 | |
大川周明 | |
《アングロ・サクソン世界幕府打倒》との対米英戦の意義を明らかにすべく、大川周明博士は、開戦7日目から… |
繁栄と衰退と | |
岡崎久彦 | |
外務省情報調査局の初代局長として日本の国際情勢分析を担った著者がソ連崩壊の年に世に問うた警世の書。ウ… |
背骨のフルート | |
マヤコフスキー/小笠原豊樹 | |
《声の力で世界を完膚なきまでに破壊して、ぼくは進む、美男子で二十二歳》と言い放ったその年に詩人は奇妙… |
茶の本 | |
岡倉天心/宮川寅雄 | |
日露戦役直後、1906年に出た文明論の名著。ボストン美術館の東洋部門を司る著者が英文で世に問うた三部… |
萌え騰るもの | |
岡潔/司馬遼太郎 | |
「いま何が一番大事かというと、上げ潮になってくる民族精神を、本当に上げ潮にしてしまうことに力を貸すこ… |
財界人物我観 | |
福沢桃介 | |
――人間万事三割嘘、七割本当だからこそ面白い。岩崎弥太郎、三井八郎右衛門、益田孝、安田善次郎など、1… |
雑誌記者 | |
池島信平 | |
のちに文藝春秋社長となる著者(当時48歳)の、若き後進たちへのまなざしも優しい、出版仕事論。現役の記… |
雨夜譚 | |
渋沢栄一 | |
91歳の生涯で1000に余る企業・学校を育成・支援した大実業家の自伝。武州深谷の百姓に生まれた少年が… |
頭山翁清話 | |
頭山満 | |
――人間は平素は何をやっておろうと、どんな処にいようと構ったものでない。ここだと思うところにうんと力… |
風呂 | |
マヤコフスキー/小笠原豊樹 | |
1929年、再びパリから戻った詩人は、三つめの戯曲『風呂』を完成する。翌30年1月レニングラード初演… |
養生訓 | |
貝原益軒/貝原守一 | |
筑前福岡藩の儒者・貝原益軒が、和漢の古典をひもとき、自身84歳の見聞を加味して日常万般の健康法を説く… |
黒人ばかりのアポロ劇場 | |
ジャック・シフマン/武市好古 | |
“黒人音楽の殿堂” として知られる、ニューヨークのアポロ劇場は、ブルース、ジャズ、リズム&ブルース、… |