なぜ漱石は終わらないのか | |
石原千秋/小森陽一 | |
漱石研究をリードしてきた名コンビが、難解とされる『文学論』を解きほぐすことから始め、『吾輩は猫である… |
みっちんの声 | |
石牟礼道子/池澤夏樹 | |
石牟礼が亡くなる直前まで、十年近い交友の軌跡が生き生きと甦る対話集。作家同士の親密な語り合いの中から… |
むしろ幻想が明快なのである ――虫明亜呂無レトロスペクティブ | |
虫明亜呂無/高崎俊夫 | |
三島由紀夫、大島渚、寺山修司が絶賛したスポーツ評論をはじめ、映画、音楽、文芸など幅広いジャンルをテー… |
もう一人の芭蕉 | |
有本雄美 著 | |
『おくの細道』は、連歌の形式である「百韻」で構成されている。これまでの研究では示されなかった、新しい… |
ゆめはるか吉屋信子 | |
田辺聖子 著 | |
私なりの吉屋さんをさぐりあてたい――。吉屋信子(一八九六〜一九七三)を敬してやまない著者が、満を持し… |
ゆめはるか吉屋信子(上中下合本) 秋灯机の上の幾山河 | |
田辺聖子 著 | |
歴史に戦争に女同士の恋愛に……大好きな作家の人生を辿るおせいさんのまなざしが熱く、やさしい。――柚木… |
わたしが先生の「ロリータ」だったころ | |
アリソン・ウッド/服部理佳 | |
不眠症と鬱に苦しむ孤独な高校生のアリソンは、新しく赴任してきた英語教師のノース先生と出会う。先生は彼… |
われらの獲物は、一滴の光り(KKロングセラーズ) | |
開高健/谷沢永一/山野博史 | |
苦く遊び、学んで、そして感じなさい。開高健歿後20年、単行本初収録のエッセイ18篇と厳選された47篇… |
アガサ・クリスティーの大英帝国 ──名作ミステリと「観光」の時代 | |
東秀紀 | |
英国を代表する「ミステリーの女王」アガサ・クリスティーはまた「観光の女王」でもあった。奇しくも同じ1… |
アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕 | |
霜月 蒼 | |
クリスティーの愛読者も、これから読む読者も楽しめる! 推理作家協会賞&本格ミステリ大賞の2冠に輝いた… |
アステイオン87 | |
公益財団法人サントリー文化財団・アステイオン編集委員会(編者) | |
特集 中国を超える華人文学世界中に散らばる「華人」。商才、故国への離反と忠誠などのイメージが先行… |
アーサー王物語 | |
トマス・マロリー/井村君江/オーブリー・ビアズリー | |
魔剣エクスカリバー、円卓の騎士、魔術師マーリン、騎士ラーンスロットの冒険、トリストラムとイソルテの悲… |
カズオ・イシグロ入門 | |
日吉 信貴 | |
2017年ノーベル文学賞受賞作家の作品の謎に迫るいちばん読みやすい解説書が登場! !2017年10月… |
カラヴァッジョ | |
石鍋真澄 著 | |
カラヴァッジョ評伝の決定版。過去の伝記から最新研究までひも解き、その時代の社会的背景に基づく解釈を加… |
ギュンター・グラス 「渦中」の文学者 | |
依岡隆児 | |
小説『ブリキの太鼓』で世界的に知られる、現代ドイツを代表するノーベル文学賞受賞作家ギュンター・グラス… |
クィアする現代日本文学 | |
武内 佳代 | |
小説を読むとは、どのような行為なのか。現代の小説は私たちに何を語りかけるのか。本書では、金井美恵子、… |
コナン・ドイル | |
ジョン・ディクスン・カー/大久保 康雄 | |
密室ものの王者ジョン・ディクスン・カーは、2年間、ほかの仕事をいっさい絶ち、本書の執筆にうちこんだ。… |
ゴシックハート | |
高原英理 | |
「ゴシック」とは何か? それは生き方である。自己の必然に基づいた命懸けの好みである。そして永遠のレジ… |
ゴフスタイン つつましく美しい絵本の世界 | |
M.B.ゴフスタイン 著/柴田 こずえ 編 | |
クリエーターたちに愛されている絵本作家の魅力を、インタビューや写真、幼少期の記録や絵画等の未発表作品… |
サルトルとその時代 | |
白井浩司 | |
知識人が政治に参加した戦後の世界。サルトルの言葉は熱狂をもって迎えられ、若者たちの生き方さえも変えた… |