毛皮を着たヴィーナス | |
ザッハー・マゾッホ(著)/許 光俊(訳) | |
保養地で出会った美しい寡婦ヴァンダと「理想の男女関係」を築こうとする夢見がちな青年ゼヴェリン。女王と… |
水の精(ウンディーネ) | |
フケー/識名 章喜(訳) | |
妖しい森で道に迷った騎士フルトブラントは、湖の岸辺に立つ一軒の漁師小屋にたどり着く。そこで出会ったの… |
汚れなき子 | |
ロミー・ハウスマン(著)/長田紫乃(訳) | |
米アマゾン2760レビューの超ヒット作!真夜中、ひと組の母娘が救急車で病院に搬送された。母親は自動車… |
犯罪精神病 | |
オスカル・パニッツァ 著/種村季弘 訳/多賀健太郎 訳 | |
『性愛公会議』により風俗壊乱罪で故国を追われ皮肉にも精神病院で逝ったパニッツァの本業(?)=19世紀… |
田舎医者/断食芸人/流刑地で | |
カフカ(著)/丘沢静也(訳) | |
光文社古典新訳文庫では『変身/掟の前で 他2編』、『訴訟』につづく3冊目となるカフカの傑作短編集です… |
砂男/クレスペル顧問官 | |
ホフマン/大島かおり(訳) | |
サイコ・ホラーの元祖と呼ばれる、恐怖と戦慄に満ちた傑作「砂男」。芸術の圧倒的な力とそれゆえの悲劇を幻… |
空腹ねずみと満腹ねずみ | |
ティムール・ヴェルメシュ/森内薫 | |
『帰ってきたヒトラー』の著者が6年の沈黙を破ってついに発表した小説。数年後の欧州を舞台に、押し寄せる… |
空腹ねずみと満腹ねずみ 上下合本版 | |
ティムール・ヴェルメシュ/森内薫 | |
『帰ってきたヒトラー』の著者が6年の沈黙を破ってついに発表した小説。数年後の欧州を舞台に、押し寄せる… |
若きウェルテルの悩み | |
ゲーテ(著)/酒寄進一(訳) | |
故郷を離れたウェルテルが出会い恋をしたのは、婚約者のいるロッテ。彼女と同じ時間を共有するなかで愛情と… |
若きヴェルテルの悩み | |
ゲーテ/柴田 翔(訳) | |
「彼女はぼくにとって神聖だ。すべての欲望が彼女の前にあっては口をつぐむ。」至福の日々をもたらした恋は… |
詐欺師フェーリクス・クルルの告白 | |
マン/岸 美光(訳) | |
武器は天与の美貌、爽やかな弁舌、鮮やかな模倣の才。貧しい青年クルルは子供の頃のずる休みと同様、仮病を… |
誕生日パーティー | |
ユーディト・W・タシュラー/訳:浅井晶子 | |
謎めく敵意。食い違う過去。彼女は何を知っている? オーストリアの田舎に暮らす、カンボジア移民のキム。… |
諸国物語 | |
森 鴎外(訳) | |
いろいろな国の作家による奇妙な話、不思議な話、恐ろしい物語など、中・短編を森鴎外の格調高く、文学の香… |
賢者ナータン | |
レッシング/丘沢静也(訳) | |
十字軍の停戦協定が成立したエルサレム。キリスト教徒のテンプル騎士に養女を助けられたユダヤの商人ナータ… |
車輪の下 | |
ヘルマン・ヘッセ/こひやまあきひこ | |
「決して弱気にならないことだ。さもないと車にひかれてしまうよ」大人の無理解と利己主義という「車輪の下… |
車輪の下で | |
ヘッセ/松永美穂(訳) | |
周囲の期待を一身に背負い猛勉強の末、神学校に合格したハンス。しかし、厳しい学校生活になじめず、次第に… |
黄金の壺/マドモワゼル・ド・スキュデリ | |
ホフマン/大島かおり(訳) | |
美しい金緑色の蛇に恋した大学生アンゼルムスは非現実の世界に足を踏み入れていくが……代表的メールヘン「… |