やまだ書店からのお知らせ
2024/02/21
2月26日13時頃より15時頃までシステムメンテナンスを実施いたします。

≫詳しくはこちら

妖楼蜜事

作品詳細

「こんな噂を知ってるかい? 妖楼にはあやかしが集うというーー」帝都最大の歓楽街、東座の奥にそれはある。男専門の廓、妖楼。雨の日に現れた客、霧島は店一番の花魁桔梗を指名するが、桔梗は自分の名代として茅を出向かせる。袖にされても桔梗を指名して通い続ける霧島と、その度に茅を名代として出す桔梗。そして、桔梗の代わりに霧島の話し相手になる茅。桔梗は何故頑なに会おうとしないのか。霧島は何故「桔梗に会わなければならない」のか。そこにはある過去と、それぞれの秘密が関係していた。なんとか間を取り持とうとする茅だったが、自身も霧島に惹かれていることに気づくと、次第に桔梗の代わりであることが苦しくなってしまいーー。

出版社:アスタリスク文庫
話で読む
巻で読む