明治時代の中頃に、道元禅師の主著『正法眼蔵』から抜粋して編集された『修証義』。曹洞宗の「宗典」であるとともに、広く仏教徒の生き方を説くものでもある『修証義』の神髄を、著者の体験を織り交ぜながら解き明かす。