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2024/02/21
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幻想としての文明

著者名: 栗本 慎一郎
作品詳細

内から腐食する文明、思考を停止させた人類……その行くつく先は?――全地球的視座から文明興亡の法則を解き明かし、21世紀を予見する経済人類学の壮大な啓示!文明論の“常識”はもう通用しなくなった! 東欧の大激動、共産主義の瓦解は何を意味しているのか? 14世紀に始まった近代文明は1993年に大転機を迎えようとしている。今こそ文明とは何かを考える時だ。<いま地球上で何が起きているのか>●東欧発火は当然の帰結●ヒットラーの台頭を予言した経済人類学●マルクスの失敗はヘーゲルの失敗●はたして自由社会が「勝った」のか?●一度滅びた文明は二度と栄えない●人類は集団的躁状態に入りつつある●太陽黒点が多くなると歴史は激動する●現代人はなぜ麻薬を手離せなくなったのか?●近代は思考停止を好む●社会はひとつの「生命体」である●南米の指導者は社会の「生理」をこわした●人類は「民族」を超えられるか

出版社:講談社
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