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近代ロシヤ政治思想史 西欧主義とスラヴ主義

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作品詳細

【内容紹介・目次・著者略歴】19世紀のロシアでは、西欧化するか、スラブ主義を貫くかの政治的葛藤があった。維新期の日本さながら、守旧派と革新派の闘争を読む。ヨーロッパに隣接しながら、独自のスラブ的精神風土をもっていたロシア。近代化の波にどのように対処したのかを、政治思想の観点から説き明かす。【目次】序第一部第一章 西欧文明の挑戦に対するロシヤの応答第二章 ロシヤ精神史における「西」と「東」、インディヴィドゥアリズムとコレクティヴィズム第三章 チャアダーエフとその歴史哲学的問題提起第四章 スラヴ派と西欧派の大論戦第二部 第五章 西欧派の系譜第六章 ペリンスキーとその無神論的社会主義第七章 バクーニンとその無政府主義第八章 ゲルツェンのナロードニチェストヴォ第三部第九章 古典的スラヴ主義第十章 キレエーフスキー――ロシヤとヨーロッパの精神史的対比第十一章 ホミヤーコフにおけるスラヴ主義の展開第十二章 ダニレフスキーの生物学的スラヴ主義第十三章 附説 ロシヤ帝国主義のイデオロギーとしての汎スラヴ主義第十四章 レオンチェフの反動的スラヴ主義註参考文献について主要人名索引勝田 吉太郎1928〜2019年。政治学者。京都大学、奈良県立大学名誉教授。鈴鹿国際大学名誉学長。京都大学法学部卒業。専門は、ロシア政治思想史、ロシア精神史、アナーキズム。法学博士(京都大学)。著書に、『近代ロシヤ政治思想史―西欧主義とスラヴ主義』『革命とインテリゲンツィヤ』『アナーキスト−ロシア革命の先駆』『ドストエフスキー』『知識人と自由』『革新の幻想−社会主義を問い直す』『革命の神話−社会主義に未来はあるか』『現代社会と自由の運命』『平和憲法を疑う』『平和病日本を撃つ』『敗戦後遺症シンドローム』『神なき時代の預言者 ドストエフスキーと現代』『宰相論』『民主主義の幻想』『時を読む 勝田吉太郎の警世嗟言』『民主教育の落し穴 戦後世俗化の風土を斬る!!』『勝田吉太郎著作集(全8巻)』『思想の旅路 神なき世紀の悲劇を見つめて』『文明の曲がり角』『核の論理再論−日本よ、どこへ行く』『甦るドストエフスキーの世紀 現代日本への警鐘』『ドストエフスキー』などがある。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

出版社:講談社
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