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2024/02/21
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優しい去勢のために

著者名: 松浦理英子
作品詳細

女性の足の親指がある日突然ペニスになるという小説『親指Pの修業時代』でセンセーションを巻き起こした著者が、雌伏していた十年の間に書き溜めたエッセイの集大成。著者自身が「二十代半ばから今に到るまで私が思い続けていることのエッセンスが凝縮されている」と言う表題作をはじめ、時として過激とも映る筆致は読む者の神経に入り込み、「言葉の官能」ともいえる独特の世界を構成している。時代に先駆けた完成と主張が見事に浮かび上がる珠玉の一冊。

出版社:筑摩書房
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