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2024/02/21
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昭和のカケラ

著者名: 佐賀新聞社
作品詳細

 ローカル線の車窓から偶然目にするホーロー看板、実家でハンガー代わりに使われているぶら下がり健康器、昔ながらの喫茶店のテーブルに置かれたルーレット占い器…。絶滅危惧種の「昭和」も多いが、まだまだ現役選手も。懐かしいモノたちがスイッチとなり、記憶が次から次に湧いてくる。多感な時代を過ごしたせいか、それとも時代そのものが濃密だったのか。 紹介するモノは現代のデジタル機器のようなスマートさはないが、カラフルで明るく、時には未来をも感じさせる。機械製品は構造がシンプルなので、壊れても簡単に修理できる。手触り、重み、匂い…。スマホの画面からは伝わってこない実感、存在感はいつか見直されるに違いない。 平成も終わりを迎えようとする中、昭和を感じさせるモノを記憶に留めるために、短文と写真で紹介する。写真は全てフィルムカメラで撮影。デジタルカメラとは異なる柔らかな写りも見どころ。 本書は平成29年5月から約1年間にわたり佐賀新聞で連載した『昭和のカケラ』を再編した。

出版社:学研
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