やっとこ探偵 | |
志茂田 景樹 | |
小説現代新入賞を受賞後、さまざまな作品を書いてきたが、どの作品のときも根に「やっとこ探偵」の持つ味… |
やまびこ129号逆転の不在証明 | |
大谷 羊太郎 | |
レイプ事件が発端となり、女が殺された。しかし容疑者は三人の証言者に支えられた鉄壁のアリバイで武装し… |
やや野球ども | |
浅暮 三文 | |
「巨人軍を倒してみないかい?」フリーのデザイナーとして、日々スーパーの安売りチラシなどを手がける地味… |
ようこそ観光ダンジョンへ | |
葛西 伸哉/慎悟 | |
かつて破壊神ガルヌガンウが封印された伝説の地メイズビルは、その迷宮を目玉とした、一大観光都市と化し… |
わたしの勇者さま | |
とまと あき/塚本 裕美子 | |
リミアと一臣の別離から一年余り。こちらの世界に残った一臣は大学に進学し、シナリオライターを目指して… |
わたしはここにいる、と呟く。 | |
新津 きよみ | |
確かなものが欲しかった。絶対に自分を裏切らないものが…。萌子は幼い頃、母親に捨てられたことが原因で… |
アガサ・クリスティ殺人事件 | |
河野 典生 | |
名探偵エルキュール・ポワロは実在し、名作『オリエント急行の殺人』事件は、それが書かれる前年の193… |
アシッド・ヴォイド | |
朝松 健 | |
扉の隙間から、炎に包まれた触手が、何本となく突き出される。それは元龍に力を貸すかのように、扉に貼り… |
アシャワンの乙女たち | |
牧野 修/山本 ヤマト | |
四月。天真爛漫で前向きな少女・木戸美弥は、全寮制の女子校・私立第四ボロヴィニア学園の中等部二年に進… |
アスファルトの上 | |
河野 典生 | |
おれは何か得体の知れない怒りのようものにとりつかれていた。それは多分に生理的な感情だったが、おれに… |
アトランタの案山子、アラバマのワニ | |
安西 水丸/小平 尚典 | |
ニューヨークで暮らしていたとき、五番街にあるスクリブナーという書店で一冊の本と出会った。掲載されて… |
アニレオン! | |
葛西 伸哉/オダワラ ハコネ | |
「お兄ちゃんっ!!」平凡な高校生・圭一の恋の告白は急な乱入者のせいで中断した。彼を拉致った超天才科学… |
アノニマス ネットを匿名で浮遊する人々 | |
渋井 哲也 | |
「生きづらい」と感じることは弱さではない……ネットを浮遊している若者たちの心の裡 不登校、援助交際、… |
アプルアプリケ | |
末永 直海 | |
模型作りが仕事の夫との離婚を決意したハルカ。気持ちのすれ違いに疲れた彼女は、家の整理をしていて、昔書… |
アラブの電話 | |
村上 政彦 | |
人の評判にまつわる仕事を生業にする、日本人ではない放浪生活を送る人々というのがいったい何者なのか、… |
アリオン異伝 | |
川又 千秋/安彦 良和 | |
おまえは間もなく旅に出る。そして、想像もできないほどの苦難に打ち克ち、私のところにやってくるのを、… |
アリスへの決別 | |
山本 弘 | |
少女アリス・リデルの生まれたままの姿を撮影していたルイス・キャロルは、その合間に不思議な未来の話を… |
アルコォルノヰズ | |
飯野 文彦 | |
爛れた神経を癒す唯一の方法が、私にとっての飲酒だ。私だけに見える“ヤツ”の存在から逃れるため、私は… |
アルーマ | |
高瀬 美恵 | |
「この歌、カラオケで唄うと出るんだって」 アイドル歌手・辻井珠姫のデビュー曲「アルーマ」をめぐり、奇… |
アーバン・ヘラクレス | |
久保田 弥代 | |
時は21世紀中庸。東京湾に浮かぶ未来的人工都市《TOKYO I.E.C.》に、犯罪者を狩る《賞金稼ぎ… |