聖母の部隊 | |
酒見 賢一 | |
村を焼かれ、ジャングルにとり残された少年たち。彼らの前に現れたのは、一人の女性兵士だった。その女は… |
聖痕 | |
佐野 広実 | |
離婚してからというもの、睡眠薬と酒に頼る日々だったわたしの前に、ひとりの女性が現れた。はづきと名のる… |
聖(セント)ベリアーズ騎士団! | |
霜島 ケイ | |
平和な女王国セルフィア。十六回も停学処分を受けながら、なんとか王立騎士養成学校を卒業した少女シャル… |
肉の儀式 | |
友成 純一 | |
謎の長老と三人の村長が支配する閉鎖的な村。そこでは次々と村人が神隠しに遭い、評定という名の拷問が日… |
肉の天使 | |
友成 純一 | |
無法の町・渡久呂では、かつて美樹を凌辱した市子たちが悪徳の限りを尽くしていた。復讐に燃える美樹は全… |
肉の砦 | |
春日 章 | |
官能小説の挿絵画家として、一世を風靡した美人画の巨匠・春日章。電子オリジナルの作品集となる本書では… |
肌絵師 横浜幻影娼館 | |
佐野 広実 | |
大正十二年、夏。横浜の野毛で彫師稼業をいとなむ朝太郎は、刺青の中で最も困難とされる“女の総身彫り”を… |
肝盗村鬼譚 | |
朝松 健 | |
肝盗村。北海道の片隅に位置する寒村でありながら、夜鷹山万角寺という根本義真言宗唯一の寺院と、古考学… |
股旅・木枯し紋次郎画集 | |
堂 昌一 | |
木枯し紋次郎。上州新田郡の貧しい農家に生まれたという。十歳の時に故郷(くに)を捨て その後一家は離… |
背徳 | |
広山 義慶 | |
夫に愛され、何一つ不満のない暮らしを送る人妻・藤崎涼子。そんな彼女の心に小さな波紋をもたらしたのは… |
背徳の召喚歌 | |
朝松 健 | |
禁忌の愛に取り憑かれた兄と弟の地獄絵。誰をもその人外の官能の虜にする謎の少年の正体。血まみれ芝居の… |
背筋の凍る話 | |
桜 金造 | |
気づいた時には、もう、深夜の四時をまわっていました。疲れていたんでしょう、あっと言う間に、三時間近… |
胎内余罪 | |
新津 きよみ | |
精神科医・有坂周平の前に現れた岡元ゆず子は、自分には双子の妹がいて、小さい頃事故で死んだ、と告げて消… |
胡蝶の夢 | |
榊原 史保美 | |
両親の離婚騒ぎが落ち着くまで叔父の元に預けられることになった十七歳の少年・二条貢。だが、写真家をし… |
能なしワニ | |
中井 紀夫/沖 一 | |
カルロスの死体から生じた“闇”が再び世界を覆い始めていた。一方、トカゲ・ライダーズの魔手を逃れ、別… |
脅迫者たちのサーカス | |
日下 圭介 | |
露崎は一晩泊めてやるのは仕方あるまいと思い始めていた。これから東京に帰るのは十歳の子には困難だろう… |
腐った闇 | |
広山 義慶 | |
田上聖一郎は窓際に追いやられた東日新聞の記者だ。ある日、銀座の元女王・伊築友子から、愛人であった大… |
腦病院へまゐります。 | |
若合 春侑 | |
「おまへさま、まうやめませう、私達。私は、南品川のゼエムス坂病院へまゐります。苦しいのは、まう澤山だ… |
臨界点 | |
黒木 昭雄 | |
東京湾晴海埠頭の沖合でジャーナリスト中川一邦の死体が発見された。彼は元警察官で、警視庁に対する告発記… |
自分の戦場 | |
吉川 良 | |
勝った負けたと騒ぐじゃない。勝ち負けなど贅沢だ。俺は働きづめ、毎日が引き分けだ…。死病の母を世話し… |