「敦煌」と日本人 シルクロードにたどる戦後の日中関係 | |
榎本泰子 著 | |
「敦煌」は戦前・戦後を通じて、日本人の「中国への憧れ」を象徴する言葉であった。その最後の輝きとも言え… |
「歴史の終わり」の後で | |
フランシス・フクヤマ 著/マチルデ・ファスティング 編/山田文 訳 | |
ベルリンの壁崩壊から三〇年以上を経た二〇二一年に、民主主義とその根底にある価値観を擁護しなければなら… |
「歴史認識」とは何か 対立の構図を超えて | |
著:大沼保昭/聞き手:江川紹子 | |
日中・日韓関係を極端に悪化させる歴史認識問題。なぜ過去をめぐる認識に違いが生じるのか、一致させること… |
「活」氾濫のなぜ | |
石原壮一郎 著/辛酸なめ子 著/白河桃子 著/飯間浩明 著/田島悠来 著 | |
●〔対談〕得られるのは達成感か、一体感か、それとも──変幻自在の略語からニッポンが見える石原壮一郎×… |
「激安」のからくり | |
著:金子哲雄 | |
経済をわかりやすい語り口で語る著者が、「激安」商品を俎上にのせ、安さのからくりをズバリ指摘。コストを… |
「私のはなし 部落のはなし」の話 | |
満若勇咲 著 | |
日本にいまだ残る「部落差別」を丸ごと見つめ、かつてないドキュメンタリー映画として多くの観客を集めた『… |
「第三者委員会」の欺瞞 報告書が示す不祥事の呆れた後始末 | |
八田進二 著 | |
★真相究明どころか追及からの“隠れ蓑”!?不祥事を起こした企業や行政組織が、外部の専門家に委嘱して設… |
「終活」バイブル 親子で考える葬儀と墓 | |
奥山晶子 著 | |
誰にでもいつかは必ず訪れる最期の時―「死」―を病院や葬儀社にまかせる時代はもう終わった。親世代が倒れ… |
「美味しい」とは何か 食からひもとく美学入門 | |
源河亨 著 | |
あるものを「美しい」「醜い」など評価するとき、私たちは何を考えているのか。評価を下す基準となる「セン… |
「脱」戦後のすすめ | |
佐伯啓思 著 | |
文明が野蛮に転じ、嘘で動く世界にあって、日本と日本人はどこへ行くのか。本書はグローバリズムを批判し、… |
「般若心経」を読む | |
水上勉 著 | |
人はなぜ「生」に執着し「色」に執着するのか。幼少時代の誦読と棚経を回想、一休和尚や正眼国師(盤珪禅師… |
「誉れの子」と戦争 愛国プロパガンダと子どもたち | |
斉藤利彦 著 | |
「誉れの子」「靖国の遺児」と呼ばれた戦没日本兵の子どもたち。戦時下にあって、毎年五千人を超える彼らが… |
「超」メモ革命 個人用クラウドで、仕事と生活を一変させる | |
野口悠紀雄 著 | |
紙片に「メモ」をとったらその紙片がなくなって困ってしまった。こんな経験が、誰にもあるだろう。忘れない… |
「週刊コウロン」波乱・短命顛末記 | |
水口義朗 著 | |
60年安保、ストの頻発、高度成長と、戦後日本の大きなターニングポイントとなった昭和30年代。週刊誌市… |
「雪国」殺人事件 新装版 | |
西村京太郎 著 | |
トンネルを抜けると、そこは連続傷害・殺人事件であった! 十津川警部のかつての部下で私立探偵の橋本豊は… |
「青年日本の歌」をうたう者 五・一五事件、三上卓海軍中尉の生涯 | |
江面弘也 著 | |
五・一五事件で獄に繋がれたこの寡黙な男は、釈放後の戦中戦後をどう生きたのか。数奇な人生を歩んだ男の見… |
『ニューヨーク・タイムズ』のドナルド・キーン | |
ドナルド・キーン 著/角地幸男 訳 | |
知らなかった「キーンさん」がここにいる! 同時代のカワバタ、ミシマの話から「超大国日本論」、そして… |
『古事記』神話の謎を解く かくされた裏面 | |
著:西條勉 | |
『古事記』は明治神宮のようなものである。見た目は古いが、作られた時代は、実は新しい。『古事記』の神話… |
『夫の墓には入りません』〈『嫁をやめる日』を改題〉 | |
垣谷美雨 著 | |
ある晩、夫が急死。これで嫁を卒業できると思いきや、舅姑や謎の女が思惑を抱えて次々押し寄せる。“愛人”… |
『戦争論』入門 クラウゼヴィッツに学ぶ戦略・戦術・兵站 | |
清水多吉 著 | |
戦争の本質を論じ、近代戦略思想の“聖典”として知られるクラウゼヴィッツの『戦争論』。古びることのない… |