わたしが幽霊だった時 | |
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/浅羽莢子 | |
季節は夏。昼下がりの林道は家に続いている。歩きながら(事故だわ!)ふいにそう思った。なにかが変。事故… |
わたしたちの怪獣 | |
久永実木彦(著) | |
わたしは踏みつぶされるかもしれない。ミサイルに焼かれるかもしれない。それでいい。一番の怪獣は、わたし… |
わたしのリミット | |
松尾由美 | |
母親と死別した坂崎莉実は、父親と二人暮らしの高校二年生。ある朝目覚めると父親の姿はなく、代わりに「う… |
わたしの本当の子どもたち | |
ジョー・ウォルトン/茂木健 | |
もしあのとき、別の選択をしていたら? パトリシアの人生は、若き日の決断を境にふたつに分岐した。並行し… |
わたしの町は戦場になった シリア内戦下を生きた少女の四年間 | |
ミリアム・ラウィック/フィリップ・ロブジョワ/大林薫 | |
2016年12月、ジャーナリストのフィリップ・ロブジョワはシリア内戦の取材のため、経済の中心アレッポ… |
アイアマンガー三部作 | |
エドワード・ケアリー/古屋美登里 | |
19世紀後半、ロンドンの外れの巨大なごみ捨て場。幾重にも重なる屑山の中心に「堆塵館」という巨大な屋敷… |
アイリス | |
雛倉さりえ(著) | |
祝祭のあとの、荒涼とした景色を知っている。そこには何もない。背後には禍々しく輝く過去の栄光──ひとつ… |
アイリーン・アドラーの冒険 | |
キャロル・ネルソン・ダグラス/日暮雅通 | |
職を失いロンドンの街をさまよっていた私ペネロピー・ハクスリーは、ふとしたことからアイリーン・アドラー… |
アパートたまゆら | |
砂村かいり(著) | |
わたしはいわゆる潔癖症だ。除菌ジェルは必携。公共の乗り物に乗るときは、マスクと手袋が欠かせない。海や… |
アヒルと鴨のコインロッカー | |
伊坂幸太郎 | |
大学入学のため引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の青年。初対面だと… |
アメリカのシャーロック・ホームズ | |
ケイト・ウィンクラー・ドーソン(著)/高山祥子(訳) | |
1920年代のアメリカでは、禁酒法の影響で犯罪が激増しているにもかかわらず、未だ直感や不充分な情況証… |
アメリカン・プリズン 潜入記者の見た知られざる刑務所ビジネス | |
シェーン・バウアー/満園真木 | |
全米150万人の受刑者のうち、約13万人を収容する民営刑務所。秘密主義に覆い隠されているその実態を明… |
アリスが語らないことは | |
ピーター・スワンソン(著)/務台夏子(訳) | |
アリスは父を殺したのか? 美しい継母への疑惑を抱えながら父の死の謎を追う青年。2部構成で読む者の予想… |
アルファベット荘事件 | |
北山猛邦(著) | |
巨大なアルファベットのオブジェが散在する屋敷『アルファベット荘』。岩手県の美術商が所有するその屋敷に… |
アンソロジー 舞台! | |
近藤史恵(著)/笹原千波(著)/白尾悠(著)/雛倉さりえ(著)/乾ルカ(著) | |
役を生きる俳優の輝き、世界観を作り出す舞台装置、息を潜めた客席の雰囲気。すべてが合わさって生まれる「… |
アンティーク・ミステリ・シリーズ | |
ジェーン・K・クリーランド/高橋まり子 | |
ニューハンプシャー州の港町ポーツマスでオークションハウス〈プレスコッツ〉を営むジョシーは、ある日地域… |
アーサー王ここに眠る | |
フィリップ・リーヴ(著)/井辻朱美(訳) | |
ブリテン島、紀元五百年頃。ひとりの司令官に率いられた、荒々しい騎馬の男たちの集団が農場を襲い火を放っ… |
イギリス人の患者 | |
マイケル・オンダーチェ(著)/土屋政雄(訳) | |
王に名を消し去られた風、部族ひとつを溺れさせる砂の海、泳ぐ人々が壁一面に描かれた泉の洞窟――妖しくも… |
イタリアン・シューズ | |
ヘニング・マンケル(著)/柳沢由実子(訳) | |
かつて犯した医療事故が原因で、人目を避けるようにしてひとり離れ小島に住む元医師フレドリック・ヴェリー… |
イメコン | |
遠藤彩見 | |
ある地方都市に住む、人生負け犬気味の男子高校生・武川直央の前に現れた一分の隙もない謎のイケメン・一色… |