関東大震災と鉄道 ――「今」へと続く記憶をたどる | |
内田宗治 | |
1923年9月1日、関東大震災。10万人以上の死亡・行方不明者数を記録した日本史上最大規模の天災だが… |
関東連合 ――六本木アウトローの正体 | |
久田将義 | |
六本木界隈で事件が起こると、あるいは芸能スキャンダルがあると、必ずと言っていいほど、あるグループの関… |
関西フォークがやって来た! ――五つの赤い風船の時代 | |
なぎら健壱 | |
1960年代、商業主義的だったフォーク・ソングに強烈なNOを突きつけ、社会の理不尽に抗う歌を発表した… |
闇の中国語入門 | |
楊駿驍 | |
「生活が苦しい(日子很ナングオ)」「ひとりぼっちだ(很孤)」「もう精神の限界です(我的精神快要崩潰了… |
闇の日本美術 | |
山本聡美 | |
日本の古代・中世絵画には苦しみ、恐れ、悲しみ、嫉妬、絶望など、世界の暗部をのぞき込むような主題が散見… |
闘う図書館 ──アメリカのライブラリアンシップ | |
豊田恭子 | |
格差の拡大に直面する現代社会において、図書館はいかなる役割を担っているのか。「無料貸本屋」と揶揄され… |
阪神タイガース 1985-2003 | |
中川右介 | |
バース・掛布・岡田・真弓で空前のブームを巻き起こし、日本一に輝いた1985年。だがその後の道は多難だ… |
阿含経典 | |
増谷文雄 | |
ブッダはなにを語り、どのように説いたのか。その教えを最も純粋なかたちで伝える最古層の重要な仏教経典の… |
陳建民 ──四川料理を日本に広めた男 | |
筑摩書房編集部 | |
四川料理が日本の家庭料理のひとつになったのは、この男がいたからだ。料理の確かな腕と好奇心を胸に日本に… |
陶淵明伝 | |
吉川幸次郎 | |
官界をきらい、野にあって酒を愛し、自由を謳った陶淵明。伝説に彩られ、日本でもファンの多い大詩人だが、… |
陸軍中野学校 ──「秘密工作員」養成機関の実像 | |
山本武利 | |
インテリジェンス教育を行う日本初の専門機関、陸軍中野学校。一九四〇年に誕生し、敗戦とともに消滅する。… |
陸軍将校の教育社会史(上) ──立身出世と天皇制 | |
広田照幸 | |
天皇制イデオロギーの「内面化」が、戦時体制を積極的に担う陸軍将校を生み出したというのは真実か。本書は… |
陸軍将校の教育社会史(下) ──立身出世と天皇制 | |
広田照幸 | |
陸軍将校もまた、生身の人間だった。日本における天皇制と教育との関わりとはどのようなものであったのか。… |
陽気な黙示録 ――大蟻食の生活と意見〜これまでの意見編〜 | |
佐藤亜紀 | |
「賢くあることで大損するくらいなら、我々は愚かなままでいるべきなのだ」(『我々は愚民である』)、「ア… |
障害者差別を問いなおす | |
荒井裕樹 | |
「差別はいけないこと」だというのは当たり前の感覚である。しかし、なにが差別かを考えだすと、その答えは… |
隠された日本 | |
五木寛之 | |
【著者のことば】私は、隠された歴史のひだを見なければ、“日本人のこころ”を考えたことにはならないと思… |
隠された聖徳太子 ――近現代日本の偽史とオカルト文化 | |
オリオン・クラウタウ | |
日本史上、最も神秘に満ちた「聖人」――聖徳太子。近代において「人間太子」も登場するが、それは無論ただ… |
隣のアボリジニ ――小さな町に暮らす先住民 | |
上橋菜穂子 | |
独自の生活様式と思想を持ち、過酷な自然の中で生きる「大自然の民アボリジニ」。そんなイメージとは裏腹に… |
隣国の発見 ──日韓併合期に日本人は何を見たか | |
鄭大均 | |
日韓併合期(1910〜1945年)の日本人のなかには、朝鮮の人や自然や文化を体験し、観察し、優れたエ… |
集中講義! ギリシア・ローマ | |
桜井万里子/本村凌二 | |
古代地中海を中心に歴史をつくりあげたギリシアとローマ。同じような時期に政治・経済・文化が発展していっ… |