金と香辛料 | |
ジャン・ファヴィエ/内田日出海訳 | |
危険を冒して異国の富を求めた先駆的実業家たち。大航海時代に先立って海外に飛躍し、「世界」経済の基礎制… |
鍵盤ハーモニカの本 | |
南川朱生(ピアノニマス) | |
鍵盤ハーモニカの製造の歴史や教育現場での受容、構造の秘密、〈誕生〉の瞬間など、様々なシーンを豊富な資… |
鑑の近代 | |
古賀勝次郎 | |
近代化にあたって、西洋の「法の支配」に近い法思想として積極的に読まれた「管子」。中国思想におけるその… |
阿闍梨さまの料理番 | |
鳥居本幸代 | |
精進料理ってどんなもの? お寺の料理番もつとめる著者が「なぜお寺の朝食はお粥なのか?」「中世の○○は… |
青虫は一度溶けて蝶になる | |
藤田一照/桜井肖典/小出遥子 | |
人生に満たされない不安を感じる若者、地に足をつけて人生を生きたい人、必読! 変化すべきはパラダイム(… |
静かな水 | |
正木ゆう子 | |
〈オートバイ内股で締め春満月〉〈しづかなる水は沈みて夏の暮〉――万華鏡を覗くかのような鮮やかさと孤独… |
音楽と思索の廻廊 | |
梅津時比古 | |
毎日新聞連載の名物コラムで新しい音楽批評の地平を切り開いてきた著者の最新エッセイ集。味わい深い名文が… |
音楽学への招待 | |
沼野雄二 | |
大作曲家の「駄作」からプロレスラーのテーマ音楽、さらには「モーツァルト効果」まで、さまざまな対象を歴… |
養生の思想 | |
西平直 | |
「養生」とは何か。そこに秘められた「生きる英知」とは。稽古や修行、ホリスティック医学との親縁性をも… |
魔笛 文明史の劇場 | |
塩山千仞 | |
18世紀は時代の転換期であった。モーツァルトの名作オペラ『魔笛』には彼の時代観と世界観が如実に表され… |
魯迅を読もう | |
王欽 | |
中国近代文学の第一人者にして、多くの人がその名を知っている魯迅の作品を読む。広範囲に及ぶ文学の知識や… |
鳥と人、交わりの文化誌 | |
細川博昭 | |
いにしえより鳥は想像をかき立てる存在として、人の文化とも深いつながりをもつ生き物だった。人は鳥とどの… |
鳥の歌、テクストの森 | |
高山花子 | |
鳥たちの歌や声がどのように作家たちに聞かれ、追求されてきたのか――大江、石牟礼、鏡花、武満、メシアン… |
鳥を読む | |
細川博昭 | |
なぜ鳥は私たちを魅了し続けるのか? 時と場所をこえて神話、伝承、文学、芸術などに描かれてきた、密接な… |
鳥を識る | |
細川博昭 | |
恐竜の生き残りでもある鳥は、種によっては人間の幼児と同等の高い知能と喜怒哀楽の豊かな感情を持ち、ヒト… |
<信>の構造1 仏教論集成 | |
吉本隆明 | |
西行、法然、親鸞、日蓮、道元、良寛等の日本仏教思想家は、〈隠遁〉〈死〉〈僧侶〉〈自然〉についていかに… |
<信>の構造2 キリスト教論集成 | |
吉本隆明 | |
聖書の〈喩〉からその背後にある構造を鮮やかに解読して13思想の根源に迫る。マタイ伝、マルコ伝、キルケ… |
<信>の構造3 天皇制・宗教論集成 | |
吉本隆明 | |
天皇制が日本の歴史と民衆に与えた宗教的威力の根源を、戦中体験の全てを賭けて解明する「天皇および天皇制… |
ZEN呼吸 | |
椎名由紀/横田南嶺 | |
「健康」の源流は、江戸の禅僧・白隠にあり。身心の不調が見事に消え去る、日々の呼吸と姿勢のあり方とは?… |