P+D BOOKS プレオー8の夜明け | |
古山高麗雄 | |
兵士の日常を描いた芥川賞受賞の戦争文学。第2次大戦後、戦犯容疑でサイゴン刑務所に抑留された日本兵の鬱… |
P+D BOOKS ベトナム報道 | |
日野啓三 | |
一特派員がたどり着いたベトナム戦争の真実。 すでにAPの記者たちが打った電報のカスを、まるで残飯を恵… |
P+D BOOKS マリリン・モンロー・ノー・リターン | |
野坂昭如 | |
多彩な野坂ワールド!オリジナル編集短編集。徹底的に現実を拒否し、次々に湧き上がるおぞましき妄想を、世… |
P+D BOOKS 三匹の蟹 | |
大庭みな子 | |
乾いた筆致で描くある主婦の“孤独と倦怠”。異国に暮らす由梨は、夫と自分双方の浮気相手が集うホームパー… |
P+D BOOKS 今も時だ・ブリキの北回帰線 | |
立松和平 | |
全共闘運動の記念碑作品。 肺病病みのピアノ弾きが、献身的な恋人や死んだ両親を思い起こしつつ、騒動に巻… |
P+D BOOKS 冥府山水図・箱庭 | |
三浦朱門 | |
短編出世作と不倫の性を描いた代表長編小説。「冥府山水図」は己の絵の完成に生涯を賭した老画家の鬼気迫る… |
P+D BOOKS 剣ヶ崎・白い罌粟 | |
立原正秋 | |
直木賞受賞作含む、立原正秋の代表的短編集。 日本と朝鮮の血を引く家系に生まれた兄弟が、戦争という得体… |
P+D BOOKS 四十八歳の抵抗 | |
石川達三 | |
“中年の危機”の男を描く「男性研究の書」。1955年から56年にかけて読売新聞に連載され、大反響の下… |
P+D BOOKS 四季 | |
中村真一郎 | |
喪われた時を取り戻そうとする二人の男たち。太平洋戦争を示唆したと思われる「戦慄すべき時期」「精神の衝… |
P+D BOOKS 地を潤すもの | |
曽野綾子 | |
戦犯として処刑された弟の“生と死の意味”。第2次大戦後まもなく、現地住民虐殺の戦犯としてシンガポール… |
P+D BOOKS 堕落 | |
高橋和巳 | |
戦後、突然の凶行に走った男の“心の曠野”。かつて理想に燃え、幻の帝国「満洲国」建設に青春を賭けた主人… |
P+D BOOKS 夏の砦 | |
辻邦生 | |
北欧で消息を絶った日本人女性の精神的彷徨。織物工芸に打ち込んでいた支倉冬子は、一枚のタピスリに吸い寄… |
P+D BOOKS 女優万里子 | |
佐藤愛子 | |
実母の女優人生を愛惜を込めて描いた力作。時は大正二年――当時まだ珍しかった聚楽館の養成所女優となるも… |
P+D BOOKS 女誡扇綺譚・田園の憂鬱 | |
佐藤春夫 | |
台南を舞台にした表題作等、珠玉の短編5編。明治、大正、昭和の3つの時代にわたって、詩歌や小説、文芸評… |
P+D BOOKS 小説 阿佐田哲也 | |
色川武大 | |
色川武大が自らに棲む「阿佐田哲也」に迫る。「奴とは、ばくち打ちであり、ばくち打ちの奥に至らんと五十年… |
P+D BOOKS 少年・牧神の午後 | |
北杜夫 | |
北杜夫 珠玉の初期作品をカップリング。 病弱な少年の病気への密かな親しみや、発熱によって開かれる想像… |
P+D BOOKS 帰郷 | |
大佛次郎 | |
元海軍将校が目にした戦後日本の悪しき荒廃。海軍兵学校出身のエリート将校・守屋恭吾は、公金に手をつけ引… |
P+D BOOKS 廻廊にて | |
辻邦生 | |
女流画家を通じ、“魂の内奥”の旅を描く。 異例の才能を持ちながら埋もれていった亡命ロシア人女流作家マ… |
P+D BOOKS 抱擁 | |
日野啓三 | |
妖しい洋館が舞台のロマネスクな人間模様。大都会・東京の真ん中に静かに佇む洋館に心惹かれた「私」は、得… |
P+D BOOKS 桜島・狂い凧 | |
梅崎春生 | |
戦争を冷徹な目で見つめた梅崎春生の出世作。「ねえ、死ぬのね。どうやって死ぬの。よう。教えてよ。どんな… |