著者名:
神崎順子 | |
【29歳・主婦の体験】一人目の夫・尾形は借金癖がある上に、乱暴なDV夫だった。当初は激情しやすいその性格も自分への愛と執着の証と思い、なんとか耐え忍んでいた私だったが、暴力の矛先がとうとう二人の幼い子供たちに向かわんとしたとき、ついに私は彼のもとを去った。その後、女手一つで幼い子供たちを育てながら働く日々は大変ではあったけど、暗闇から解放されたように気分は明るく、決してつらくはなかった。しかし、さらなる地獄はすぐにやってきた。この人こそはと思って結婚した二人目の夫・村上は、やさしそうな外ヅラこそいいものの、その実態は暴力を振るうことによってこの上ない性的興奮を覚える、とんでもない異常性愛男だったのだ。ああ、今日もまた、私は全身殴られて青アザだらけになりながら、ケダモノのように猛り狂った夫の欲望でバックからつらぬかれる――…。(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.6-(2)〜特集/無惨すぎる女たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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