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2024/02/21
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銀座に住むのはまだ早い

著者名: 小野寺史宜
作品詳細

『まち』を愛し、『ひと』を書く作家(千葉在住)、上限五万で住めるまちをゆく!★本書の内容ノー銀座、ノーライフ。銀座がないなら人生じゃない。それほどに銀座が好きで、可能なら住みたいと思っている。けれど。小金持ちですらない「僕」には難しい…。それでも東京23区に住んでみたい。と、昔から思ってきた。今も千葉県にある家賃5万円弱のワンルームに住んでいる。同じ条件なら、どこに住めるだろうか?その他条件はフロトイレ付管理費・共益費込み定期借家を含まないだけ。それ、50代がやる企画ですか?と言われそうだけど、実際に探して歩いてみた。歩いた通りに、書いてみた。書いたらもっと、小説を書きたくなった。本書はそんな、足掛け3年の記録である。2019年本屋大賞2位『ひと』の作家、人生初のエッセイ集に挑戦!★実際に歩いたまち神田にたゆたう神保町、川を感じて住む小岩、静かに元気な西荻窪、あれこれ不思議な浮間舟渡、端でもにぎわう蒲田、浅草も香る田原町、隣駅の魅力に満ちた要町、まどろみ落ちつくお花茶屋、町に紛れる大森海岸、都電が愛しい東尾久三丁目、ジャズもそよぐよ中野新橋、彩り溢れる三田、台に住もうよときわ台、キュキュッとまとまる都立大学、島感強めの王子神谷、駅前キュートな下落合、何だか広いよ東大島、ふんわりやわらか世田谷、何ともほどよい新大塚、公園と生きる石神井公園、未知を知る鐘ヶ淵、散歩で渋谷へ代々木上原、銀座の風吹く月島★巻末にはおまけの書き下ろし短編小説「十一月二日、正午にA2出口」付き!★本作に登場する小野寺史宜の小説一覧『片見里、二代目坊主と草食男子の不器用リベンジ』『東京放浪』『今夜』『ホケツ!』『ナオタの星』『ライフ』『まち』『ひと』『その愛の程度』『みつばの郵便屋さん』『片見里荒川コネクション』『ROCKER』『タクジョ!』『今日も町の隅で』『それ自体が奇跡』『食っちゃ寝て書いて』『ミニシアターの六人』

出版社:柏書房
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