惜しまれつつ世を去った著者のエッセイ集第二弾。生涯のテーマの一つだった二・二六事件の真相に迫った最後の論考も特別収録する。歴史を愛し、誰よりも愉しんだ著者による歴史読み物。第一章 昭和史の語り部として第二章 歴史あれこれ第三章 漢籍のたのしみ第四章 ことばの世界第五章 わが体験的昭和史