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パウル・クレー(著)/青岳那苑(訳) | |
パウル・クレーが、伝説となった1924年イエナ美術展での講演に際して執筆していた草稿を、新訳でお届けします。バウハウスでの美術教育と絵画制作が充実していた時期であり、クレー本人が語る「造形のなりたち」と「線・明暗階調・色彩」の美術思考は、情熱的な絵画論ともなっています。翻訳の底本としたのは1945年ベンテリ社発行の『Ueber die moderne Kunst』。また附録として、草稿の記述順を再現した『講演草稿ノート版』、出展作品から3点、執筆ノートの複写も一部、収録しました。
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