遊戯療法と親面接は並行して行われることが多く、両者は複雑に絡み合っている。本書は実際問題に焦点を当て、退室しぶり、ズル、親からの要求、セラピスト間の不一致など、現場で起こる具体的な問題を200のQ&Aにまとめて詳しく解説。「唯一の正しい答え」として提示するのではなく、いくつかの可能性に触れながら、クライエントへの受け答えの例を豊富に示す。考え方・進め方に悩む初心セラピスト必読の書。