コロナで一変した世界を、私たちはどう生きるか。パンデミックのさなかに哲学者が考えたこと。現象学研究の大御所・斎藤慶典によるタイムリーかつ本格的な哲学書。日々刻々と変化する現実も、見ている者によって、異なる現実であるのはどうしてなのか。現象学というのは思考の原理であるので、どんなものにも応用可能。予測不能な世界を読み解いて、新たな日常を生きていくための考え方を伝授する。