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2024/02/21
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山と電波とラブレター

著者名: 吉川真司
作品詳細

会社員歴25年。よく考えると一人旅したこと一度もなかったな、と50歳を手前に気づいた著者。「連休」、「家族不在」、「留守番だけだと寂しい」などいろいろな偶然が重なり選んだ旅先は、欧米各国からの旅人たちを中心に限定2部屋をめぐって予約争奪戦が繰り広げられる、メキシコチアパス州の「エバーグリーン牧場」。ひそかに世界の旅人が注目する、トリップアドバイザー5段階評価満点のゲストハウスで過ごした一部始終を、メキシコ在住の現役会社員の視点で描く。日常からほんの一瞬解き放たれた著者が、大都会メキシコシティから山奥の広大な土地へ旅し、3泊4日という限られた時間で、人や動物、自然に出会い、世界中の宿泊客を魅了するファームステイを体当たりで体験。時間がない、家族がいるから、仕事があるから。そんな制約を言い訳に、旅をあきらめている人は多いのではないでしょうか。特に30歳〜60歳位の現役勤め人たちは、若いときの旅、冒険を封印して生きているはず。でも自分のための旅を思い切って実行に移してみたら、何気ない風景も、一つ一つの出会いもきっとかけがえのないものになるはずです。さまざまな制約をほんのひととき振り払い、何かを取り戻すために一歩踏み出すきっかけとなる一冊です。

出版社:パレード
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