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地球の歩き方 D29 ネパールとヒマラヤトレッキング 2016-2017

作品詳細

※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。変化に富んだ国土に30以上の民族が暮らすネパール。首都カトマンドゥは、約500万人が暮らすこの国の政治・経済の中心。ツーリストや登山家たちの大半が最初に足を踏み入れる場所である。かつてはカンティプール(栄光の都)と呼ばれたこの町には古くから先住のネワール族が暮らし、都市文明を築いてきた。特に中世のマッラ王朝時代はきらびやかな寺院が建てられた。「人よりも神々のほうが多く住む町」といわれるカトマンドゥだが、1990年の民主化以降は急速な変化を遂げて、今や神さまよりも人間のほうがずっと多くなっているようだ。しかし旧市街を歩けば、長い歴史のなかで築かれてきた古い町並みや寺院に出合う。バザールには人と物があふれ、表通りから一歩奥に入れば、庶民の生活をかいま見ることができる。名所や旧跡巡りだけでなく、町自体がもつ魅力を存分に感じとってほしい。周りを5つの山に囲まれたカトマンドゥ盆地には、古くから先住民族が暮らし、独自の文化や芸術を育んできた。その名残は、マッラ王朝時代にカトマンドゥと並ぶ王国として栄えたパタンやバクタプルなどに見ることができる。近代化が進むカトマンドゥの町から一歩外に出ると、のどかな田園風景が広がる。盆地の縁に向かって延びる道をたどり、昔ながらの生活が息づく町や村を巡ってみよう。

出版社:ダイヤモンド社
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