気弱で独りぼっちの知哉に手を差し伸べたのはクールでカッコいい化学教師の黒木。乗り合わせた電車や学校で敏感な躰に熱い雄をムリヤリねじ込まれ、淫蕩な快楽に溺れさせられる。支配される悦びと羞恥が色香となり、知哉は妖艶な華を咲かせはじめる。だが、気まぐれに愛される寂しさに心が震えてしまうとき、いつも優しい向坂が甘く近づいてきて…。愛を渇欲する二人のエクスタシーラブ。新たな欲望と愛の形が溢れる爛熟の書き下ろし有。