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鉄人伝説 小説新日鐵住金

著者名: 小野正之
作品詳細

■内容紹介「日本鉄鋼輸出のゴッドファーザー」と呼ばれる寺西信美をはじめ、稲山嘉寛、永野重雄といった優秀な鉄人リーダーたちに率いられ、新日鐵は世界一の極みに登った。彼らが苦心惨憺の末、いかに知恵を絞り、国内外の有力者と交渉を重ね、国の発展に尽くしてきたか、その過程も克明に描かれている。寺西は1973年に取締役、77年に常務、79年に副社長と栄進し、83年には日鐵商事社長となった。寺西の退任後、世界の鉄鋼業は大きく変遷を遂げる。新日鐵が技術協力をした中国の生産は日本の6倍となり、欧州には年間粗鋼生産量で世界シェアの約10%を占める国際巨大企業、アルセロール・ミッタルが誕生。さらに新日鐵が指導した韓国のポスコも、今や新日鐵を上回る実力を持ってきた。世界一から世界6位に転落した新日鐵は2012年10月、住友金属と合併し「新日鐵住金株式会社」となり、再び世界一の座を目指している。鉄に人生を賭ける男たちを描いた経済小説。■著者紹介小野 正之(おの まさゆき)昭和17(1942)年3月15日、岡山県総社市生れ、昭和39(1964)年3月、一橋大学法学部卒業。同年4月、八幡製鐵(現新日本製鐵)に入社。昭和47(1972)年より昭和52(1977)年までドイツ駐在。帰国後主として海外営業部門に従事。平成6(1994)年新日本製鐵を部長職で退社して、関係会社常務取締役。平成17(2005)年同社退社。現在、千葉県流山市文化協会副会長、千葉県俳句作家協会理事、千葉家庭裁判所調停委員。著書:『神様のメッセージ』(報知新聞社)(第5回報知ドキュメント大賞・優秀賞)、『合同句集 八葉集』(洋文社)、『千葉県俳句作家協会合同句集 第八集』(千葉県俳句作家協会)、『鉄の時代を生きて』(学研教育出版)(第21回北九州市自分史文学大賞)

出版社:幻冬舎ルネッサンス
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