「ああ、ご主人さま、きて……なかにいっぱい出して」実弟を「主人」と呼ばねばならない美姉の悲哀と屈辱。なのに光を失った少年は、今、剛直を締めつけている媚肉が若妻となった姉のものだとは知る由もない、この悲劇! 「拓也、きて……ああ、もっと突いて、もっと深く」奈緒子が悦の声を放った時、真の罪劇がはじまった!……