著者名:
北山悦史 | |
大切な高校受験を控えた徳永拓斗は、かつて教員をしていた叔母の香菜子に週二回勉強を見てもらっている。美しい叔母と二人きりで机に向かうのは、心ときめくものがあるが、ある日、香菜子はしきりに性的な話を振ってきた。拓斗にとっては従妹である娘の美帆のことで、彼が変な気を起こさないように牽制するつもりかとも思えたが、それにしては彼の髪や指に触れる意味がわからない。どうも雲行きが妙だと訝しんでいると、受験勉強はいつの間にか性教育に変わり、ペニスの皮が剥けていないと病気になりやすいなどと香菜子は言いだした。そして、ちゃんと大人のペニスになっているか調べてあげると、拓斗のズボンのベルトに手をかけてきた――。
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