「処女には接触欲はあっても性交欲はないのか」「婚前交渉と男女の交際について」など、巷問いわれている女性の“性”に対するさまざまな幻想と、意外にもそうした幻想にとらわれ続けている女性たち。特に十代の彼女たちの投稿をもとに著者が「性愛」について指南する。「純愛こそがエロチシズム」であり、妖艶さも愛くるしさもすべてはここから出発する、等、六章にわたる性愛指針書である。