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2024/02/21
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「笛吹き男」の正体 ──東方植民のデモーニッシュな系譜

著者名: 浜本隆志
作品詳細

中世ドイツ・ハーメルンで起きた「笛吹き男」伝説。約130名におよぶ子供たちが突如消えた事件として知られる。その真相は、歴史の闇に隠れ、解明は困難であるとされてきた。諸説あるなか、本書は、事件が東方植民へのリクルートの際に発生したという説に立つが、問題はそこで終わらない。この東方植民をキーワードにすると、ドイツ史の暗部が見えてくる。

出版社:筑摩書房
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