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2024/02/21
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博多新聞東京支社

著者名: 長谷川法世
作品詳細

加井の息子が、野球をやりたいと言い出した。困った加井は、博多新聞の岡に相談する。実は加井は、元プロ野球選手。八百長疑惑で球界から永久追放を受けた身だった。彼の無実を信じ、擁護する記事を書き続けていた岡は、それ以来20年に渡って記事を書かず、『書かずの岡』と呼ばれている。全てを子供に打ち明け、納得してくれたらキャッチ・ボールをしろと、岡はアドバイスした。そして、20年ぶりに記事を書く…。新聞記者魂を描いた、佳作短編集。「多摩川発=書かずの岡さん」 他に「たった一行のスキャンダル」「人生の一大事」「欠陥報道」「夏の夜の夢」「柩と杭」「テレビ症候群」「サイン」「予定稿」を収録。

出版社:グループ・ゼロ
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