著者名:
すずはら篠 | |
一年前、父親が殺され、ひとりぼっちになった女子校生・だりあ。生前の父親を恩師と慕う弁護士。高塔累(たかとうるい)が、だりあの後見人となり、彼の家で暮らす事になったが、そこでだりあは夜渡(やと)という青年に出会う。高塔の同居人で身寄りもなく、また小さい子供と同じ判断力しか夜渡の面倒を見ることになっただりあだが、ふとしたことから身体の関係を結んでしまう。そんな時、父親を殺した犯人が殺されたという知らせが入り――…。謎と恐怖に包まれた、すずはら篠渾身のエロティックミステリー。真実は悲しくも美しい…残酷であればある程……。
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