本の背骨が最後に残る
作品紹介: その国に物語はなく、一人一人が己に刻み、語るのみだった。しかし、時に、同じ物語が異なる人から語られてしまうことがある。「誤植」を正すために行われるのが「版重ね」。当事者通しが己の物語の正当性を主張する場である。誤りとみなされた者は「焚書」、すなわち、焼かれて殺されるのだ(表題作)。著者の想像力が惜しみなく発揮された7つの物語。 ※ 電子書籍の送受信データの容量が大きい場合は、パケット通信料が高額になりますので、パケット定額制サービスのご利用をおすすめします。 |
ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に |