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静かな水〈オートバイ内股で締め春満月〉〈しづかなる水は沈みて夏の暮〉――万華鏡を覗くかのような鮮やかさと孤独。十七文字にとらえら…玉響からだもこころも食べ物も飲み物も喜びも悲しみも山も海もみんなアナログ。『羽羽』(蛇笏賞)以降の約三〇〇句を厳選。比類なき…羽羽羽羽――掃き清める大きなつばさ。日常から故郷熊本まで、生きとし生けるものへのしなやかな眼差しがとらえた豊穣な世界。森羅万…夏至人気の読売俳壇選者が自選した待望の第四句集。『静かな水』(芸術選奨受賞)以降の厳選された二五〇余句に,確かな視点と溢れる…ゆうきりんりん「俳句が生まれる瞬間」とはいつか? 的確な表現を駆使して花々から星々までを自在に捉える当代一流の俳人が、自句の生まれる背…一句悠々芭蕉・蕪村から平成時代の新進まで、さまざまな名句、知られざる秀句を約二百句採り上げて楽しく鑑賞。「俳句への共感」があふれ…猫のためいき鵜の寝言 十七音の内と外たった一度すれ違った人、一羽の鳥、過ぎった思い。微かな思念、瞬間の情感――眼前に立ち現れる記憶に心が揺れ動く。蛇笏賞受賞…十七音の履歴書人気の読売俳壇選者による初のエッセイ集。「熊本日日新聞」好評連載の「わたしを語る」を中心に、俳句が生まれる背景となった人…