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銭形平次捕物控〈8〉お珊文身調べ平次がガラッ八を誘って出かけた“文身自慢の会”で、最後に飛び込んできた男の下腹部には、見事な蛇が彫られていた。さらに、そ…銭形平次捕物控〈7〉平次女難九月十三夜、両国橋で身投げ女を助けた平次。年の頃は二十二三、素晴らしい容色の女は平次見知りのお楽という女だった。世間から…銭形平次捕物控〈6〉結納の行方江戸の街の真っ昼間、三千両の小判が馬の背で砂利に化けた。江島屋が大黒屋に送った破格の結納金三千両。馬の前後に三人も付き添…銭形平次捕物控〈10〉金色の処女筆頭与力笹野新三郎、平次に折り入っての頼みとは、三代将軍家光公が御鷹狩を催す明後日までに、先に遠矢を射かけた曲者を探せと…銭形平次捕物控〈4〉城の絵図面主人姓名の儀は仔細あって申し兼ねるが・・・」と、武士が二人、平次の住む長屋を訪れ、さる大名家の一大事に手を貸してほしいと…銭形平次捕物控〈15〉茶碗割り十日前に死んだ巣鴨の万両分限、井筒屋重兵衛の死にようが怪しいから、再度のお調べを願いたいという投げ文があった。さらに、重…銭形平次捕物控〈14〉雛の別れ大地主、岡崎屋の支配人の娘が、土蔵に雛の道具を運んで入り、巨大な唐櫃の下敷になって無残な死を遂げた。この家では、先代が亡…銭形平次捕物控〈13〉青い帯お秀の家で月見がてら営まれた迫善の催し。二階で客が歓声をあげるなか、腹痛を起こし階下で休んでいた油屋の娘お勢が背中を刺さ…銭形平次捕物控〈12〉狐の嫁入雨のショボショボ降る晩に、荒川堤で“狐の嫁入”が目撃される。最初の晩は提灯が六つ、それから三日目の晩は倍の十二、さらに五…銭形平次捕物控〈11〉懐ろ鏡「ね、親分。幽霊が人を殺すでしょうか」―八五郎がもってきた今度の事件は・・・。町道場の高弟・川波勝弥が後ろから一と突きに…