かつて一度死んだ星を救い、神話となって語り継がれる獅子王――。その王の座は、兄弟どちらかが死なねば受け継がれない。呪われた運命を哀しみ、闘いから身を引こうとする弟と、執拗に弟を追い、その命を狙う兄…。愛と憎しみの悲しい螺旋に終わりはくるのか? 立野真琴が描く、壮大なファンタジーロマン!!