輝くばかりの美貌を銀の仮面に隠し、ひっそりと暮らす堅王朝最後の男子・蓮季。暗殺を警戒し、“姫”として育てられたが、秘密を知らない宦官の猛宣は、政略結婚で私欲を満たそうとする。そして各国の貴公子を集め“婿選び”を開催。そこには子供の頃、仮面を外した姫に偶然出会い、一目惚れをした楊国の太子・義真の姿もあった。男であることを隠そうと必死の蓮季であったが、義真は略奪してでも花嫁にすると、強引に蓮季の体を開き……。