ひとはなぜ、ひとを好きになるのだろう――。進学を機に母方の叔父・修二の家に下宿することにした透也は、ある雨の夜、近所に住む美形で気さくな青年・佐久間に突然抱きしめられた。『人を愛すること』にとまどう透也は、佐久間に愛されることで心を開き、大人の恋を知っていく――。