こんなに面倒で厄介な奴なんて知らなかった沸点低めな正義漢 × ひねくれ股ゆる小説家ワケありで離れた地元に8年ぶりに戻り、弁当屋で働く斧塚は配達先で、妙な男・石清水と出会う。「お兄さんチンポ貸してくんない?」明け透けでムカつく態度、でもどこか懐かしい匂いのこの男と肌を合わせるうち、8年前の風景が蘇る。保健室、はぐれ者の仲間たち、初めてのセックス。──違う匂いなのに思い出すのは、どうしてなのだろう。