著者名:
紫賀サヲリ | |
若手建築士として活躍する兄の森野樹(もりのいつき)に連れられて参加した大学OB会でであった芸大デザイン科の非常勤講師の藤村遥斗(ふじむらはると)に一目ぼれした森野花音(もりのかのん)。その先生を一途に追いかけ、とうとう芸大へ入学。先生にもっと会いたい、もっと近づきたいという想いがつのり、作品のアドバイスをもらうことにかこつけて先生の自宅へいくと、そこにはデッサンのためのヌードモデルの女性が…。「芸術のためでいちいち欲情などしない」と断言する先生の言葉を聞いた花音は「私がモデルになったら他の人は断ってくれますか?」と先生に思わず口走ってしまう!そんな花音に先生は「本当にできるなら来週のこの時間に来ればいい」と悩みつつも先生に対する想いが募って…。【桃色日記】
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